奥多摩の丘陵に位置する97haの里山を活用した自然公園の導入部分に配置された管理施設とトイレです。
公園にアプローチするゲートハウス的な役割を担い、地域情報の発信の場や地域と来訪者の交流の場として計画されています。　在来工法の軸組の上に、地場の多摩産杉製材を隙間なく並べたマッシブホルツによる屋根架構を載せた構成となっており、屋根面は天井面とともに緩やかなHP曲面を成し、野鳥の翼をイメージしています。

建築データ

用途：事務室＋トイレ
設計：保科章/保科章建築設計室＋株式会社グラック
構造設計：加藤征寛（MID研究所）
施工者：小林建築
写真撮影：小川重雄
所在地：東京都日の出町大字平井
建築規模など：木造　地上１階建て　建築面積78.182㎡　延床面積84㎡　最高高さ5.425ｍ
竣工：2019年2月